世界的にみた日本のレバレッジの低さ

FXを始める上でFXで使用する用語を覚えておくことはとても大切です。

その中でもレバレッジという言葉も覚えておいたほうがいいでしょう。

レバレッジは日本と海外で大きな差があります。

レバレッジの意味を理解しつつ、日本と海外の差を知っておくことでFXの成功への近道にもなります。

では、今回はレバレッジについて、レバレッジの海外と日本の差について紹介していきます。

レバレッジって？

そもそもレバレッジとはどのようなものなのでしょうか？

レバレッジは日本語で「てこの原理」と言います。

FXの口座に自己資金を入れ、それと元にして取引金額を自己資金以上に引き上げることをレバレッジと言います。

簡単に言えば「お金を担保にすることでお金を借りてトレードをする」という取引方法になります。

FXで成功する上ではレバレッジがカギになります。

レバレッジの使い方

レバレッジはどのようにして使うのでしょうか？

では、レバレッジの使い方について紹介していきます。

例えば自己資金として50000円入金したとします。

しかし、100000円分の投資をしたい！という場合、自己資金が足りません。

こんな時にレバレッジが役立ってきます。

レバレッジを5000円の自己資金に2倍かけると10000円になります。

なので、10000円の投資ができるというわけです。

また、この時利益も2倍になります。

1米＝100円の時にレバレッジ2倍の10000円分で購入し、1米＝120円の時に売ることで利益が出ます。

その利益はレバレッジをかけていないときは1米に対して20円ですが、レバレッジが2倍の時は1米に対して40円と2倍の利益になります。

レバレッジを利用することで利益も倍になるのは嬉しいことですよね。

海外FX業者別のレバレッジ

海外FX業者のレバレッジはどのようになっているのでしょうか？

では、海外FX業者別にレバレッジを紹介していきます。

海外FX業者別のレバレッジはこのようになっています。

海外FX業者のレバレッジはこのように高いので損失が出たときもダメージは大きいです。

しかし、急激な変動があった場合にはゼロカットシステムを採用しているので口座がマイナスになった場合でも口座がゼロになっているので安心して利用してください。

日本FX業者別のレバレッジ

日本のFX業者のレバレッジはどのようになっているのでしょうか？

では、日本FX業者別のレバレッジについて紹介していきます。

このようになっています。

海外FX業者のレバレッジを見てみると200倍～1000倍となっており、日本FX業者は25倍となっております。

海外FX業者のほうがレバレッジがとても高いですよね。

日本はとても低くなっています。

レバレッジが高いほうが利益もたくさん出すことができますし、小さな資金でも大きな利益にすることができるので海外FX業者のほうがいいなぁ！と思いますよね。

それなのになぜ日本のレバレッジは海外よりも低いのでしょうか？

なぜ日本はレバレッジが海外よりも低いの？

日本FX業者のレバレッジは元々規制されていませんでした。

しかし、2010年に50倍に規制、2011年には25倍に規制されました。

2017年には25倍から10倍へ規制が行われるのではないか？という報道も報じられましたが、2020年2月現在はまだ執行されていません。

日本はレバレッジが海外よりも低いというのは数値を見ても確かなことです。

今まで規制されていなかったレバレッジが規制され始めた理由として、「FXにおいて高いレバレッジで取引することでマネーゲーム化しないようにするため」とされています。

要はハイレバレッジをすることでそれが利益になったり、損失になったりしてどんどんとFXにのめり込んでしまい、ゲームのような依存性を持たないようにといった理由からレバレッジの規制が始まったのです。

なので、日本のレバレッジは海外FX業者のレバレッジよりもとても低くなっているというわけです。

まとめ

今回はレバレッジについて、レバレッジの海外と日本の差について紹介してきました。

レバレッジは自己資金よりも大きなお金を動かすことができ、利益もたくさん出すことができます。

その分損失も大きくなることがあるのでしっかりとした見極めが必要になります。

日本はFXへの依存を抑制するためにレバレッジが25倍と規制されており、大きな利益は出しにくいのが特徴です。

なので、海外FX業者と日本の業者を上手に併用するといいでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。